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このコーナーでは、院長が診療中などに出会ったこと、そこで何を思ったか?などをぐずぐずと書いていきたいと思います。院長の個人的な思いですので、反論・ご意見・ご感想、どんどんお寄せください。
今回は「足」です。
先月は足の関節が痛む患者さんが続きました。こういうのってなぜか集中するんですね。
そこで今回は足の関節についてお話します。
先日来院されたある患者さんは、歩くと足の関節が痛むのですが、原因がいまいちはっきりしない。例によって病院でのレントゲン検査上でも「異常はなし」です。
この、レントゲン上の「異常なし」ってくせ者です。
例えば腰痛などで来院される患者さんで、
「レントゲン上はどこも悪くないといわれました。」
といってこられるけれど《骨盤は結構歪んでいる》というケースがあります。そういう場合の「レントゲン上の異常なし」の意味は「レントゲンで見る限り、骨折・脱臼・変形などはないようですよ、、、。それ以外のところはわかりませ〜ん。」ぐらいの意味です。
決してどこも悪くありませんという意味ではありません。現に、患者さんは痛いから来院された訳で、その意味ではすでに機能的には「異常あり」なんですね。


話を戻しますと、この患者さんはレントゲン上で異常はみつからないないけど、やっぱり痛い状態。(器質的な異常はないが機能的に問題がある)
痛み止めをもらったけど、なんか納得いかん。なんで私の足は急にいたくなったんだ?
痛いのになんで「異常なし」なんだ?? という事ですね。
そこでうちに相談に見えたわけです。結局、足のずれを直して痛みはおさまったんですが、ここで僕が言いたいことは、「人間の体ってまだまだ解らないことばっかりですよ〜」ってことです。


やっと本題に入ります。足の骨は足根骨(そっこんこつ)といって、小さくて複雑な形をした7つの骨で出来ています。これらが絶妙に関節して、地上の凸凹をうまく吸収して体を支えてくれています。でも、この動きは精妙すぎて人類にはまだほとんど解析できていません。
例えば人の足のサイズは20センチからせいぜい30センチですが、この小さい面積の上に身長150センチから2メートル近い体をバランスよく立たせています。ロボットでこれを作ろうと思っても出来ないそうです。ですからロボットの足はかなりでかい。人類の最新の技術を集めても、人の足と同じものは作れません。何故ヒトががこの足の形で立って、走ったり飛んだり出来るのか、まだよくわからないのです。
ですので、日常当たり前のように使っているけど、いざ調子が悪くなったときに頭で考えた方法ではなかなか治せません。本来「体」を治すのは「体」で、「頭」が出来ることは体が治してくれるのを助ける、邪魔しない。その程度です。
人は頭で考えて、技術として生き物を作り出すことは、まだ出来ません。出産は頭で考えてもなかなかその通りにならないし、農業だって、本来植物が自分で育ってくれるのを人は助けてるだけです。(これはこれで尊い行為です。)
わ〜!紙面がたりない!ごめんなさい続きは次号で!ご意見はご意見箱に入れてください!
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